院生と学部生の違い

これについてちょっと持論を展開してみる。

大学院生と学部生の大きな違いは
“問題解決のための方法論を確実に身につけているかどうか” 。
これが院生の必須技能だと思う。
だから、そこに学会等での発表の意義がある。
世の中の先生には、“突っ込まれないようにおとなしく”
院生に発表させる人がいる。
しかし、先生ではなく院生である私の意見としては
その逆がいいと思う。
完璧な研究をしている自信なんてない。
先生たちの面目もあるし、なにより学会をナメた発表の場にしてはいけない。
でも、ツッコミをおそれて無難にやっていたら
第3者の立場から見える“問題やアイデア”に 気が付かない恐れがある。
自分だけで問題を把握して、消化するのは私には無理。
だからこそ、自分の行いは自信を持って発表して、
周りの人の考えを頂きたい。

この一連の過程で成長してこそ、
問題解決のための方法論を身につけることに繋がるのではないだろうか。